ハワイの楽器と言えばウクレレですよね。
ウクレレは世界各国で作られていますが、その中でもハワイに旅行行ってハワイで買った方が思い出になりますよね。
ハワイで作られているウクレレのブランドの中で「3K」と呼ばれるブランドがあります。
「3K」というのはブランド名が「K」から始まる3つの会社です。
それが以下の3つのブランドです。
-.Kamaka (カマカ)
-.KoAloha (コアロハ)
-.Kanile'a (カニレア)
この3つのブランドは世界的に有名なウクレレブランドです。
特にカマカ(Kamaka)は1916年創業し2016年に100週年を向かいました。
このウクレレブランドの中で私は2014年9月にハワイでKoAloha (コアロハ)のウクレレを購入しました。
これが私のコアロハ(KoAloha)・ウクレレです。
カマカ(Kamaka)工場は下記の地図を見てください。
「詳細の移動経路は確認する」
カマカ(Kamaka)のウクレレ工場はここにあります。
カマカ(Kamaka)工場に行く方法について簡単に説明します。
アラモアナショッピングセンターからThe Bus(ザ・バス)で20分ぐらいかかります。
アラモアナショッピングセンターの前にあるバス乗り場です。
ここから「47」番バスに乗れば行けます。
これが今回乗ったバスです。
バスから降りると道路の反対側にカマカの工場が見えますので、徒歩2~3分で着きます。
ここがカマカ(Kamaka)の工場です。
派手ではなく素朴な感じです。
カマカ(Kamaka)の工場見学ツアー(Kamaka Factory Tour)情報!
-.ツアー開始時間:火曜日~金曜日の午前10時30分から~
-.ツアーの所要時間:約1時間
-.カマカ(Kamaka)の営業時間:月曜日~金曜日 午前8時~午後4時。
お店の中に入ってみます。
ツアー開始時間が10時30分からですが、9時45分に着いちゃいました。
お店の中に入ると意外と狭くて休める場所はありませんでした。
店員さんがツアーは10時30分からなので、近くにコーヒー屋があるからそこで遊んで来てって。。
なので出直すことにしました。
めちゃくちゃ暑かったですけど、ウロウロしてたら10時20分!
なので、カマカ(Kamaka)工場に行きました。
お店に入るとたくさんの方がいました。
この日の工場見学ツアーの参加者はあ15人ぐらいでした。
そしてツアーが開始される前に店員さんがこんな物をくれました。
99周年って書いてあってハワイ島しか栽培されてないコア木材にカマカのログが刻印されていました。
これはツアーに参加すると無料でもらえます。
カマカのTシャツも売っています。
1個買ってくれば良かったんですかね。
次回行けば1個買いたいですね。
カマカのツアーが開始されました。
この方がカマカさん。
ツアーは英語で進行されます。
最初の30分ぐらいはカマカの歴史について説明します。
結構長いです。 色々説明してくれますが、
英語が苦手な私ですが、たまに分かる単語とかゼスチャーである程度は分かりました。
カマカ(Kamaka)の昔のウクレレを見せながら
最初はこんなパイナップルデザインだったと!!
そのデザインから今のデザインに変わって来ましたとか。。。
このカマカさんのお父さんがカマカ(Kamaka)を創業した時の写真を見せながら、
その当時のことを色々熱く説明してくれます。
次はカマカ(Kamaka)のウクレレに使っているハワイ島で栽培されるコア(Koa)木材について説明してくれます。
ハワイ産コア木材(ハワイアン・コア)は木目が美しく、音も美しく響きますので、
楽器制作の高級木材として知らされています。
このハワイアン・コアでも最高級はまずカマカ(Kamaka)に入荷されると言う噂を聞きました。
■ハワイアン・コアについて。
ハワイ島でしか生育していない樹木、、コアの木!
ハワイアン・コアは昔、王朝家具や建材などで使われている高級木材です。
さらに現在は自然保護の為輸出禁止、伐採禁止になっているため貴重な木の一つになっています。
ウクレレに使用されることからもイメージできるように、キラキラした明るい美しい音色の中にも、どこか温かみのあるところが特徴です。
木目が美しく特に虎の模様のようなカーリーコア(Curly Koa)はコアのランクの中でも高い価値を持っています。
ハワイアン・コアで作られた楽器は同じデザインの楽器でも高く評価されその分値段も高くなります。
あの美しいハワイアン・コアを見てください。
ハワイアン・コアでも木目が横になっている虎模様のようなカーリーコア(Curly Koa)と言う木材があります。
それは一般コア木材より高く評価されます。
カーリーコア(Curly Koa)については最後の部分にカーリーコア(Curly Koa)で作られたウクレレの写真と説明したいと思います。
あっ!
今、カマカさんが持っているあのウクレレのボディと左手で持っている板を見てください。
縦も木目と横にも木目が入っているのが見えますか?
あれがカーリーコア(Curly Koa)木材です。
実際に見るととても美しいですよ~
次は工場の中に移動します。
お店を出て左をぐるっと回って行きます。
入口にはたくさんのハワイアン・コア木材がありました。
この木材のせいか入口があまり広くないです。
ケガしないように気をつけてください。
カマカさんが入口で。。。
これがハワイアン・コアですよ~~って教えてくれます。
これは使うものでしょうか。
捨てるわけないか~
ここが工場の中です。
写真は自由に撮っていいです。
工場の中は木材を切ったりするので木材の粉塵が飛ぶので
空気が少し悪い感じがします。
あちこち移動しながらカマカさんがウクレレの制作過程を説明してくれます。
ここではこれを作ります。
ここではこれを合体します。などなど。。。。
たくさんの方が働いていますが、
カマカさんが説明しに行くと作業を中断してくれますが、
他の所の作業の音が大きく良く聞こえない場合があります。
見学途中にカマカ(Kamaka)ウクレレのヘッドの部分のロゴの板を発見しました。
ここはヘッドを制作するところのようです。
カマカが創業した時はこんなデザインではなかったのですが、
今現在のこのデザインはとても気に入りです。
カッコいい!!!
ヘッドのロゴはカッコいいですが、
ヘッドのデザインはコアロハ(KoAloha)がカッコいいですよね。
カマカもヘッドのデザインをユニックなデザインに変えたらもっと高級感が出るんじゃないのかなと個人的に思います。
次は板の表面について説明してくれます。
実際にサンプルもあり触ってみろと渡してくれます。
触ってみるととてもすべすべしていてこれが本当に木なのかとビックリします。
機械でここまですべすべにするとおもったら
紙やすりを利用して手作業でやっているとのことでした。
紙やすりにも色んな種類があって
様々な紙やすりを使ってこんなにすべすべになるまで磨いているとのことでした。
すごいですよね~
ボディの上部板の裏面はこんな感じになってますよ~~~と言いながら
中の部分を見せてくれます。
今回はボディの曲線を作るところです。
あの曲線をどうやって作るかを説明してくれます。
こんな機械を使って曲げているんだそうです。
コアロハの工場見学にも行きましたが、
コアロハは手作業で曲げていましたが、
カマカは機械で曲げていました。
一旦機械で曲げた後にこういう型に入れて6時間ぐらい固定して置くと
木の形がこの型に合わせて固定するんだそうです。
その後はボディの上部と下部の板をくっつけてボディの完成!
見ていたら私も作りたくなりました。
知識がないので作れませんが。。。。(笑)
これがボディ完成品!
ここにネックをくっつけると~~~~
ウクレレの形になりました~~~~
カマカのウクレレはこんな工程で作られていました。
ここでも紙やすりを使ってウクレレボディをすべすべになるまで作業していると
3枚の紙やすりを渡してくれます。
ここで工場の1階の説明が終わります。
その後は2階に移動します。
2階は少し快適な感じでした。
ここまでが2階に上がる階段で撮ったカマカ・ウクレレ工場の1階の写真です。
下記の写真からは2階の写真になります。
たくさんのウクレレパーツがありました。
これは修理依頼で修理中のウクレレだそうです。
ここでは修理をするところとカマカのカスタムモデルを作ったりしていました。
カスタムモデルはオーダーメイドのことです。
値段が少し高くなりますが、個性的なウクレレを作ることもできますし、
ウクレレの名前を入れたりボディのデザインを変更したり、木材を選べたりできます。
あのウクレレは修理が終わった物とかカスタムモデルのウクレレだそうです。
あっ!
上記の写真に写っている時計を見てください。
11時35分です。
この時点で工場見学ツアー時間が1時間超えました。
カマカ(Kamaka)のロゴ!
カッコいい!!!!
カマカさんがカスタムモデルで今作っている途中の一本のウクレレを見せてくれました。
皆さん、
このウクレレの木目を良く見てください。
縦と横の木目が見えますか?
これがカーリーです。
虎模様の木目をカーリーだと言いますが、
このウクレレもコア(Koa)木材を使っているので
コア木材の中でも虎模様のカーリーコアです。
カーリーコアのウクレレを一本持っていると周りからカッコいいと言われますよ~
見てください。この美しいカーリーコア(Curly Koa).
これが他の方の依頼で作っているオーダーメイドのウクレレだそうです。
ネックの部分にはカッコよく名前が刻印されていました。
オーダーするとこんなカーリーコア(Curly Koa).のウクレレも作れますよ~~と
説明しながら見せてくれました。
このウクレレの場合、値段は$3600だそうです。
日本円で約37万円です。
さらにこのウクレレ!!!!!
ジェイク・シマブクロ(Jake Shimabukuro)モデルだそうです。
ジェイク・シマブクロ(Jake Shimabukuro)が使っている同じデザインのウクレレだそうで、
皆、欲しがってました。
実際に見るとものすごく美しいウクレレだったので、
私もオーダーしたいぐらい欲しいウクレレでした。
ですが、まだ演奏が上手くないので、
もう少し上手に弾けるようになったらオーダーで注文したいと思います。
これで2階の工場見学も終わりました。
また1階に下りて最初カマカの歴史の話を聞いてた事務室に戻ります。
もう一度歴史あるカマカのウクレレを見ました。
さすが、カマカ。。。
ウクレレの高級ブランドの一つだと思いました。
ウクレレの価格も左の壁に貼ってありました。
2015年9月基準の値段です。
STANDARD (ソプラノ) : $895
STANDARD(Pineapple) (ソプラノ・パイナップル) : $895
CONCERT(コンサート) : $1095
TENOR(テナー) : $1295
最後はカマカさんとショーケースにあるカマカのウクレレを持って一緒に写真を撮ることもできます。
私もカマカのウクレレを持ってカマカさんと一緒に写真を撮りました。
これでカマカ・ウクレレ工場見学ツアー(Kamaka Ukulele Factory Tour)がすべて終わりました。
日によってツアーの所与時間が違いますが、
この日は11時50分に終わりました。
約1時間20分のツアーでしたね。
この後はウクレレを購入する人もいれば、ここで帰る人もいました。
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